第3次地域農業振興計画
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・川崎日航ホテルと連携して「川崎で採れた野菜のピクルス」や開業55周年記念「かわさき産はちみつのマドレーヌ」を商品化、販売しました。(平成30年度~)・全国のJAとして初めて、学校法人明治大学とアスパラガス「採りっきり栽培®」に関する研究契約を締結し、栽培法の普及および生産者の栽培フォローを実施しました。(令和元年度~)・味の素株式会社・川崎市と川崎生まれのハーブペッパー「香辛子」の栽培普及に関する共同研究契約を締結し、栽培評価および栽培普及活動を展開しました。(令和元年度)・菓子匠「末広庵」と連携し、多摩川梨を使用した「多摩川梨羊羹」と「多摩川梨のミルク饅頭」を共同開発、販売しました。(令和2年度)・川崎市と市民フェアや市民まつりなどの開催を通じた連携を図り、市内産農産物のPRおよび消費拡大に努めました。・組合員からのヒアリングをもとに国・県・市に対して川崎の農業に即した農業施策・予算要望を行いました。その結果、平成29年2月に生産緑地法が改正された際、川崎市では翌平成30年3月に全国に先駆けて生産緑地の面積要件などが緩和されました。・川崎市では川崎市農業振興計画と川崎市産業振興プラン第2期実行プログラムを合わせて都市農業振興基本法に基づく地方計画として位置付けられました。(平成30年3月)・特定生産緑地の移行推進、市内農地の保全を図るため、川崎市・川崎市農業委員会と連携して「生産緑地2022年問題対策協議会」を設置しました。(平成30年度)・地元選出議員との勉強会、各政党市議団とのヒアリングを実施しました。アスパラガス「採りっきり栽培®」研究契約締結式新品種「香辛子」記者発表かわさき農業の振興に向けた農業施策・予算要望JAセレサ川崎第2次地域農業振興計画表紙7(8)関係機関との連携 大学・企業・行政をはじめとした市内の関係機関との連携を通じて、新品種・新技術の普及および市内産農産物の高付加価値の創造に取り組みました。(9)都市農業振興基金の活用 期間中の活用はありませんでしたが、都市農業振興基金積立規程に基づき万一の自然災害や農業生産資材の高騰に備えています。(10)政策提言 都市農業を取り巻く環境が大きな転換期を迎えている現状を踏まえ、市内農業者の要望を反映した農業施策の確立に向けて、行政や地元選出議員と連携した農政活動を展開しました。第1部 〜JAセレサ川崎第2次地域農業振興計画の振り返り〜

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