第3次地域農業振興計画
16/54

- - 世帯農業収入は70%以上が400万円未満にとどまっており、これまで以上にセレサモスを中心とした農業収入の増大に資する販路拡大に向けた取り組みが求められます。 農業従事者の平均年齢は62.0歳で、平成25年度調査時点の61.6歳から緩やかに高齢化が進んでいます。また、農業従事者および後継者ともに減少しており、前述の耕作面積の減少と大きな関わりがあると考えられます。 市内農業にとって農業従事者の高齢化および労働力不足は大きな懸念材料ですが、臨時雇用や援農ボランティアを活用する労働力確保策に対するニーズが高まっています。平成29年度川崎市農業実態調査平成25年度・平成29年度川崎市農業実態調査平成25年度・平成29年度川崎市農業実態調査13 800万円以上1,000万円未満20世帯600万円以上800万円未満24世帯400万円以上600万円未満43世帯1,000万円以上37世帯139世帯200万円以上400万円未満123世帯無回答総 数1,025世帯50万円以上200万円未満251世帯50万円未満388世帯経営規模別世帯数世帯農業収入割合農業従事者・労働力平成25年度10a未満年度279平成25年度180平成29年度平均年齢 農業従事者 男女比 農業後継者がいる世帯 世帯員以外の農作業従事者雇用人数援農ボランティア10a~30a30a~50a未満未満436362項   目(内)既就農後継者常時雇用臨時雇用利用した興味がある50a~100a100a~150a未満20418016315361.6歳2,164人男性58%・女性42%575世帯158人205人61世帯211世帯150a~200a未満未満48103410平成29年度62.0歳1,865人男性56%・女性44%522世帯134人143人562人55世帯248世帯単位:世帯200a以上無回答1519104(3)市内農業経営形態について 全体の50%以上を30a未満の小規模経営世帯が占めています。農家世帯は全体的に減少しており、特に小規模農家の減少率は大規模農家の減少率に比べて大きくなっています。第2部 〜川崎市の農業の現状と課題〜

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る