第3次地域農業振興計画
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 新鮮で安全・安心な食料の提供を期待する声が90%と他を圧倒しており、食の安全に対する関心の高さがうかがえます。新鮮な農産物を消費できる地産地消に賛同する意見が多い一方で、安全・安心として薬剤散布の頻度など農薬に関する意見も多く寄せられています。 また近年の災害の増加を受けて、市内農業や農地に対して災害時の食料確保や避難所としての役割に期待する声も多く上がっています。190%10%20%30%40%50%60%70%80%90% 100%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90% 100%28%23%21%10%3%新鮮さ価格5%3%3%54%41%31%31%64%51%44%31%90%87%80%食農教育や農作業体験などのふれあいを通じた教育機能新鮮で安全安心な農畜産物の供給緑や生き物などの環境の保全良好な景観の形成災害時の避難場所などの防災機能地域伝統・文化の継承地域コミュニティー・交流の場安らぎや潤いの提供園芸療法などの医療・福祉機能レクリエーションの場安全・安心旬や季節感味・品質地域ならではの特色パッケージ農産物の形荷姿(束ね方・袋詰め等の綺麗さ)(3)セレサモスモニターアンケート 「JAセレサ川崎第3次地域農業振興計画」の策定に伴い、市内農業や当JAに対する市民のご意見を把握するべく、セレサモスモニターを対象にアンケートを実施しました。 その結果を本計画第3部の「JAセレサ川崎の都市農業振興戦略」における具体的取り組み事項に反映させるとともに、農業者の皆さまにおいても消費者の声として今後の営農活動における参考となれば幸いです。【問1】 川崎の農業や農地に期待する役割は何ですか?(複数回答可) 回答理由やコメントなど・都市農地を存続させ良いまちづくりに寄与する役割を広めてほしい。・新型コロナウイルスや豪雨など想定外の事態が多いので、輸入品などに頼らず地産地消を推進してほしい。・自然災害発生時に地域の住民が助け合う場所として農地を保全・活用してほしい。【問2】川崎市内産農産物の総称を「かわさきそだち」と呼びますが、そのかわさきそだちに求めることは何ですか?(複数回答可) 第2部 〜川崎市の農業の現状と課題〜

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