JAセレサ川崎 Ceresa 2024年7月号
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宿河原支店協同活動運営委員会は、管内組合員の畑で年間を通じた農作業を実施しています。6月4日は、職員と組合員合わせて13人が参加し、春から栽培していたジャガイモの収穫作業を行いました。同支店では昨年度から、支店職員と組合員とのつながりを深めるために同取り組みを試験的に始めており、春先からジャガイモ・タマネギ・サツマイモ・トウモロコシ・エダマメなどを栽培。収穫した農産物の一部は近隣の子ども食堂へ寄贈した他、窓口感謝デーでも配布しました。同委員会委員長の濱田基男理事は「収穫した農産物の活用も含め、畑が協同活動の起点となっている。今後も地域に求められるJAとして積極的に活動したい」と話しました。柿生野菜生産者直売会の女性グループは6月18日、視察研修会を開き、市内でも有数の篤農家2人の畑を会員8人が視察しました。同直売会は、地域住民の生活と農業経営安定に寄与することを目的に活動。農業に関する知識と技術の向上を図るため、例年同研修会を企画しています。当日は、向丘地区でトマトなどを中心に生産し、数々の品評会で県知事賞などを受賞する永井敏雄さんと松井秋彦さんを訪問しました。永井さんの畑ではトマトの露地栽培、松井さんの畑では露地栽培と施設のたる栽培の様子を見学。参加者は、天候に左右されやすい露地栽培での工夫や、住宅街で大規模な畑を管理する苦労などについて、積極的に質問しました。同グループの井上いづみ会長は「市内でも特に技術力の高い篤農家の畑を見学でき、大変勉強になった。グループの活動や自身の野菜栽培に生かしていきたい」と笑顔で話しました。職員と組合員で農作業に汗協同活動の起点に 柿生野菜生産者直売会向丘地区の農家を視察10子ども食堂へ寄贈する濱田理事(右)収穫作業に参加した組合員と職員栽培の工夫について話す永井さん(右)松井さん(右)の施設でトマトのたる栽培を見学

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