JAセレサ川崎 Ceresa 2024年7月号
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JAは市内で施設イチゴ生産者が増えてきたことを受け、規模拡大やブランド化などを図ろうと「KawasakiCraftStrawberry(かわさきいちご研究会)」を立ち上げました。6月摩区菅稲田堤の上原脩太さんが就任しました。市内では、約20年前から主に農業後継者による施設高設栽培のイチゴ生産者が年々増加。現在16軒が「紅ほっぺ」「かなこまち」など多様な品種を栽培し、直売やイチゴ狩りなどで市内産イチゴのPRに努めています。当日は、イチゴ生産者の他、JA役職員や来賓ら合わせて25人が出席。規約や役員選出、事業計画などを承認し、川崎生まれの新品種の育成や研究など、より付加価値の高いイチゴの普及に励むことを確認しました。上原会長は「同じ志を持つ仲間と共にブランド化を進めていく。これからさらに注目度を上げ、イチゴをきっかけに川崎農業を盛り上げて行きたい」と話しました。セレサモス宮前店は6月8日、JR川崎駅に隣接する商業施設「三井ショッピングパークラゾーナ川崎プラザ」で同施設と連携した出張販売「LAZONA朝市」を初めて開きました。同企画は、地場産の新鮮な野菜や果物の販売を通じて、同施設を利用する人や地域住民に市内産農産物をPRすることが目的。今後は毎月1回の開催を予定しています。当日は、旬を迎えるトマトやナス、エダマメ、梅などを数多く出荷。新鮮な農産物を求めて訪れた多くの人が開店前から列を作り、大いににぎわいました。同店の興津幸貴店長は「多くの利用者に川崎の農業と地場野菜の魅力を知ってもらう良い機会になった」と話しました。培講習会を6月5日、モスぴーホールで開きました。市内各支部の部員ら約30人が出席しました。どを支部員らに周知しようと講習会を企画。他地区のTAC担当者や部員と講習内容を共有しようと、合同講習会として他支部の部員などの参加を呼びかけました。虫」と「暑さに負けない栽培について」を講義。続いて㈱ハイポネックスジャパンが根の活性化や光合成促進などが期待できるバイオスティミュラント資材を紹介しました。内藤松雄支部長は「すでに気温の高い日が続き、さまざまな対策が必要となっている。今日学んだことを皆で実践して良質な農産物を生産し、市内農業の発展につなげていきたい」と話しました。そ菜部幸中原支部の提案により全支部合同の栽同支部は、近年栽培に注意を要する高温対策な当日は、JAの営農技術顧問が「気候変動と病害同支部のかわさきいちご研究会創立初代会長は上原脩太さん 9 セレサモス宮前店がラゾーナ川崎で出張販売そ菜部幸中原支部主催合同栽培講習開催CeresaNo.322同会メンバーと上原初代会長(前列左から4人目)熱心に耳を傾ける部員興津店長(右)との会話を楽しむ利用者26日には高津支店で設立総会を開き、初代会長に多

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