JAセレサ川崎 Ceresa 2024年8月号
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け、ナスはキュウリ用の支柱で主枝を長く仕立てて収量を増強。防草シートやネットなどで作業効率の向上に努めたカボチャは立毛共進会において高い評価を受け、手応えを感じています。生」など食味や時期の異なる4品種のミカンを栽培しています。さらに利用者が長くミカンを楽しめるよう極早生種で糖度が高い「ゆら早生」を追加し、剪定などの管理に励んでいます。れて品質の向上を図り、利用者に喜ばれる生産者になっていきたいです。今までの経験を生かしつつ、新しい方法や品種にも挑む越畑さん。品質向上に掛ける熱い思いをこれからも応援していきます。Q農業との関わり合いは?A農業高校と農業大学校に進学し、40年間勤めたJA全農かながわでは販売イベントなどを企画して農産物のPRに努めてきました。また、休みの日には農作業に従事してきました。Q就農したのはいつですか?A3年前に定年退職し、本格的に就農しました。当初は出荷方法など分からないこともあり、セレサモスで他の出荷者の荷姿を確認したり、JAの講習会などで栽培方法や資材の使い方などを学んだりしました。Q何品目作っていますか?A農産物のPRには品質の良さが一番と思い、一つ一つの品目を丁寧に栽培しようと年間10品目ほどの野菜と果樹に絞って栽培しています。Q栽培へのこだわりは?A品目に合わせた栽培をしています。キャベツは腐食酸を多く含む肥料で安定生産を心掛Q果樹での工夫は?A「湘南ゴールド」や「宮川早Q今後の抱負を聞かせてください。Aこれからも新たな情報を仕入取材を終えて14妻と年に一度、長野県の実家へ帰省する時に観光を楽しんでいます。実家付近には特産品のマツタケを味わえる「松茸小屋」や寺社仏閣、温泉などが多くあり、母や弟家族と共にゆっくり過ごすことで日々の疲れを癒しています。麻生区黒川 地域のニーズに合わせた季節の果樹や野菜を約70㌃の畑で生産し、セレサモス麻生店で販売する越畑真司さん。今号では、勤めていた頃の経験も生かし、農産物の品質向上や販売強化に励む越畑さんに話を聞いていきます。Famer's Voice日々、挑戦 より高品質へ越畑 真司さん

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