JAセレサ川崎 Ceresa 2024年8月号
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トゥインクルトゥインクル昔から旅が好きでした。結婚し育児に追われ、しばらくは介護や家業の手伝いなどで忙しくしていましたが、生活が落ち着いた頃からは、JAや地域活動の合間を見て旅行を満喫しています。旅行は視野を広げ多面的に物事を見られるようになり、見知らぬ土地で知らないことの多さに気付き、知識欲を湧き立たせてくれる大切な趣味です。行き先は友人やメディアの情報を基に決め、地図やガイドブックなどを広げ一緒に旅する相手の好みなども考慮し、立ち寄り先や交通手段を検討します。仮に悪天候や交通トラブルなどが起きても「予想外の面白さに出会えるチャンス」と思えるよう、心にゆとりを持てるスケジュール作りを心掛けています。行程を考えていると、旅が始まっている気分になり心が躍ります。さまざまな土地を訪ねましたが、昨年の秋、高校の友人と行った寸又峡は思い出深いです。路線バスと山岳鉄道を乗り継ぎ、山奥の秘境で壮大な光景を見た時は、感動し鳥肌が立ちました。帰り道の乗り継ぎに2時間かかるハプニングもありましたが、駅前を散策し立ち寄った商店で、店主のおばあさんに景色が素晴らしかったことを伝えるなど会話を楽しんだことも良い経験となりました。おばあさんの笑顔と、その時食べた菓子パンの甘さは疲れた身体に染みわたり癒やしてくれたのも良い思い出です。JAの旅行にも積極的に参加しています。集合場所が近くJA職員もいるので安心して旅行を楽しむことができます。地域の人と非日常を味わい、共通の思い出で絆が深められることもうれしいです。私にとって旅行は帰る場所がある幸せを感じ、日常をより一層明るくしてくれるものです。これからも日々の生活に感謝し旅を楽しみます。16Enjoy!CERESA 〜女性部高津支部〜義母の勧めで女性部に加入しました。当時は子育てに励んでおり、地域での友人はあまり多くありませんでした。活動に参加し、しばらくすると顔なじみが増え、心強く感じ生活がより楽しくなりました。介護などで活動に参加できない時には「時間ができたら参加してね」と言葉をかけてもらい、近くに自宅以外の居場所があると感じうれしく思いました。役員を引き受けた時には、仲間が協力し一緒に参加してくれるなど仲間意識の強さと思いやりの気持ちを感じました。これからも共助の精神を大切に、同じ地域で生活している者同士支え合っていきたいです。今年の4月からは支部長を務めています。多くの方が活動を楽しめるよう心掛けてまいります。女性部 高津支部小黒 俊子さん(高津区諏訪)旅情を求めて旅情を求めて旅の始まりは旅の始まりは行程づくりから行程づくりから

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