JAセレサ川崎 Ceresa 2024年9月号
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JAは8月21日、本店で﹁令和6年度第1回協同組合教育対策委員会﹂を開き、委員ら24人が出席しました。同委員会は、教育最高責任者を務める梶稔組合長の他、常勤・非常勤理事、基盤組織である支部や女性部、青壮年部の代表者らで構成。組合員主体の農協運動を展開するための協同組合教育を体系的かつ効果的に実施する施策について協議しています。当日は、組合員対策室の弓削田勝室長が関連部署による教育活動および組合員学習講座の実施報告と実施計画を説明。その後、委員らはセレサ組合員カレッジや次世代層に向けた後継者活動などについて意見を交わしました。同委員会の委員長である大川護副組合長は﹁組織基盤を盤石なものにし、協同活動を活発にする好循環をいかに作っていくかが今後の重要な課題である﹂と話しました。子育て世代の組合員が家族で交流協同組合教育について意見を交わす 品質向上に向けて研究イチゴの育苗巡回 9橘地区は8月21日、多摩区菅稲田堤の梨畑で、子育て世代の同地区内組合員を対象としたイベントを開き、4組14人の親子が多摩川梨の収穫や試食を楽しみました。同イベントは持続可能な組織活動展開に不可欠である組合員間のつながり強化を目的とした「女性部世代別事業」の実施策として、子育て世代の組合員が家族で参加できるイベントを橘地区独自に企画したものです。当日は白井果樹園の白井正壽さんが協力し、多摩川梨の品種や食べ方などを説明。その後、梨の試食も行われ、親子で旬の味覚を堪能しました。家族3人で参加した組合員は「子どもにとって貴重な体験になった上、他の組合員家族とも楽しく過ごせた」と笑顔で話しました。(かわさきいちご研究会)は8月28日、イチゴ生産者担い手支援の一環として会員の施設3か所を巡回しました。会員8人が参加し、育苗の知識を深めました。る施設を巡回。かん水作業の効率化を進めるアイデアなどを共有しました。また、農薬メーカーが最新の天敵製剤やその活用方法について説明。会員は熱心に耳を傾けました。原脩太会長は「今年6月に同会を創立し、全体では初めての視察。これからも情報交換や最新情報の共有などで会員のスキルアップを目指し、市内産イチゴの魅力を広げていきたい」と話しました。KawasakiCraftStrawberry当日は、多摩区や宮前区、高津区の会員が育苗す同会の上CeresaNo.324初めての梨畑に興味津々育苗施設を視察する参加者説明に耳を傾ける委員ら

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