JAは9月5日、川崎市に「令和7年度農業施策・予算要望書」を提出し、市内農業の維持と発展に向けた措置を求めました。JAでは毎年、市内農業が安定的かつ継続的に発展し、将来的に後継者への事業承継が円滑に図れるよう、市内農業者や農業団体からの意見を取りまとめ、要望書を市に提出しています。当日は、梶稔組合長ら10人が市役所を訪問し、福田紀彦市長に要望書を提出。要望書には「食料・農業・農村基本法」の改正に準じた環境保全型農業資材導入支援など、5つの重点項目を含む12項目を盛り込みました。また、JAと市で意見交換を行い、市内農業の情勢や課題について認識を共有しました。梶組合長は「生産者の農業経営を多方面から下支えできるよう、共に協力していただきたい」と要望書を手渡し、福田市長は「市内農業者の意見を受け止め、課題解決に向け情報交換を密に行っていきたい」と話しました。女性部川崎南支部は9月5日、みなみ支店で「グループ交流発表会」を開き、発表者や女性部員、職員ら70人が参加しました。同支部では、女性部活動の一環として「大正琴」「家庭菜園」「フラダンス」「チューブ体操」「コーラス」の5グループが活動。それぞれ月2回ほど同支店に集まり練習に励む他、栽培経過などを共有しています。さらに、同発表会を通じて部員の新規募集にもつなげています。当日は、各グループが日頃の練習や取り組みの成果を発表。最後は、コーラスグループの歌声に合わせてフラダンスグループの講師が踊りを披露し、全員で「ふるさと」を合唱しました。同支部の田中千惠子支部長は「部員の声を受け2年ぶりに開催したが、皆さんの笑顔があふれる時間だった。これをきっかけにそれぞれの活動を知ってもらい、グループ活動や女性部全体の活性化につながればうれしい」と笑顔を見せました。より良い都市農業振興の未来へ市へ農業施策・要望を提出 女性部川崎南支部グループ発表会で交流10福田市長(左)に要望書を手渡す梶組合長当日の様子一体となり盛り上がる会場全員でチューブ体操を体験
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