JAセレサ川崎 Ceresa 2024年10月号
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トの導入を検討しています。また、電動農具を積極的に導入し、剪定や防除、運搬などさまざまな場面で体への負担を軽減できるよう活用していきたいと思っています。集中できたことです。直売の利用者から聞く﹁おいしかった﹂の声に手応えを感じています。報を集めて実践に努め、次世代が農業を魅力的と思える職業にしていきたいです。今までの挑戦を明るく楽しそうに教えてくれた河﨑さん。これからもさまざまな課題を解決しようと挑む姿を応援していきます。楽効率化して品質向上Q就農したきっかけは?A幼少期から家族が農業に励む姿を見ていずれは継ぎたいと思っていました。仕事にも一区切りがつき、体力があるうちはさまざまな挑戦ができるだろうと就農を決意しました。Q一番の挑戦は何でしたか?A今までの梨栽培は身長ほどの高さに枝を誘引する慣行栽培でしたが、果樹園の一つを作業効率に優れたV字トレリス樹形に仕立てました。今まで肩より高い位置で剪定や収穫などしていましたが、胸の高さで作業ができて軽労化につながっています。Q他に始めたことは?A除草作業を省力化しようとオオバコの養生を始めました。その大きな葉で陰を作り、背が高く育つ雑草を抑制しています。オオバコの群生が害虫を補食する天敵製剤のミヤコカブリダニにとって良い環境となり、より効果的な減農薬栽培にもつながっています。Q今後の計画は何ですか?A園内を自走する草刈りロボッQ効率化を進めて良かったことは?A品質向上に向けた栽培管理にQ抱負を聞かせてください。A﹁楽に楽しく﹂をモットーに情取材を終えてらくたの14今年、念願だったアメリカ製1890ccのバイクを購入しました。風を切って走る爽快感がたまらず、梨の収穫作業が落ち着いたら長野県のビーナスラインへツーリングに行こうと思っています。高津区宇奈根河﨑 誠さん 家業の農業に変化を起こそうと、約10年前に大学卒業後から務めていた会社を辞めて就農した河﨑誠さん。今号では、父母や妻と約40㌃の畑で多摩川梨を中心に生産し、地方発送する他、自宅前の直売所やセレサモスで販売する河﨑さんにインタビューしていきます。Famer's Voiceに楽しく農作業 

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