JAセレサ川崎 Ceresa 2025年1月号
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髙橋次世代と言いますと、会議の場でも話題に上がるのですが、多くの支部で後継者問題が課題となっています。組合員の後継者は会社勤めの方が増え、定年退職の年齢が上がるのと比例し、その家の世代交代の年齢も上がっています。地域との関わりが遅くなればなるほど、JA離れが加速するのではないかと心配しています。各組織での後継者に対するアプローチはどのようにしていますか?お知恵をいただけたらうれしいです。確かに、ライフスタイルの変化を実感することが増えていますよね。若い頃からの仲間づくりが組織存続に重要な課題になってくると思います。それで言いますと、青壮年部が支部の後継者や次世代の組合員をJAとつなぐ一つのきっかけづくりになると思うのですが、原嶋さんいかがですか?原嶋そうですね、菅支部では若い世代も増えてはいるのですが、他支部ではなかなか次世代層と手を携えて抱える後継者問題れがちですが、今後はさらに女性にも参加してほしいと思っています。また、支部や女性部、青壮年部が一緒になって活動することで、それぞれの強みを生かしてJAを盛り上げていけたらいいかなと思っています。井田それはいい考えですね。髙橋これは単に活性化という目的だけではなくて、例えば災害が起きた時など「地域のつながり」が必要になると思います。JAの組織は仲間意識も強く、こうした活動を広げることでより良い地域社会になると思っています。心強いですね。まさに協5梶梶梶梶            同の力ですよね。後継者問題については「これをやれば何とかなる」というのは無いと思いを少しでも伝えたいと思い、地元小学校の課外授業で児童に花農家の仕事を教えています。今後も私にできることをやっていけたらと思っています。うように活動できなかった中、尽力いただいていることが伝わりました。ありがとうございます。また、原嶋さんから次世代に向けての活動をしていただいているというお話がありました。次世代と年齢が近しいのも青壮年部の強みだと思います。ぜひとも農業について知ってもらえる活動を続けていただきたいです。原嶋として取り組んでいきます。入ってこないという話も聞きます。就農する方が減ってきている実情もありますが「JAの活動には腰が重い…」という方もいらっしゃると思うので、まずは一度でも協同活動への参加やJAのサービスを利用することなどをきっかけにして、少しずつ私たちの輪に入ってもらえるよう職員の皆さまと一体となって取り組みたいと思っています。女性部はどうですか?井田ない方もいると感じています。だからこそ、各支部で、世代別事業や加入推進運動を継続し、JAのことを知ってもらい、楽しんでもらえるような行事を企画しお誘いしています。髙橋性の皆さまの力はこれからの組織運営にとって欠かせません。支部は男性の組織と思わますが、試行錯誤しながら互いに高め合ってもらいたいと思っています。井田性化事業が再開されると聞いたのですが、どういったものなのでしょうか?以前とは違う新たな形に刷新いたします。令和7年度からとなりますが、「セレサジョイントプロジェクト」と称し、組織の継続や地域の活性化のために、次世代層・後継者や新たに加入する部員に対し、組織の理解醸成などを目的としたイベントの実施を支援します。活動内容や次世代層の参加率などの条件はありますが、以前の制度よりも助成額を上乗せさせていただくことも可能です。ぜひご活用いただき、各組織のコロナもあり各組織が思はい。大切な活動の一つJAの活動内容を知ら素晴らしいですね、女以前行っていた組織活はい。組織活性化事業をCeresaNo.328CeresaNo.328特集 2025年新春座談会特集 2025年新春座談会職員への農業体験支部長研修旅行

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